ひとつのレーズンサンドから感じる事
2017/08/20
ここにひとつのレーズンサンドがある。
普段は食べないけれども、
どうしても食べたくなって買ってきた。
普段あまりコーヒーは飲まないけれども、
おいしいコーヒーを飲みたくなって、
コーヒーを淹れた。
「あーー。美味しい。幸せ。」
そのひとつのレーズンサンドを感じてみる。
私に売ってくれた人。
お店まで運んでくれた人。
パッケージし、荷造りしてくれた人。
製造された過程。
それぞれの材料。
それらが、それぞれの場所で、
それぞれの働く人によって作られる。
幸せそうに働いている人もいれば、
とても辛そうに働いている人もいる。
卵を産んでくれた鶏がいる。
それを育ててくれた人がいる。
小麦を育ててくれた人がいる。
それぞれの家庭の背景がある。
それらの全てが、
今、私が、幸せを感じるために存在して下さっていたのだ。
その全ての人や物、出来事に、
愛しさと感謝がこみ上げてくる。
あー、私はなんて幸せなんだろう。